三田矯正歯科ブログ

2019.02.21更新

 昨日と本日の2日間、第46回 日本臨床矯正歯科医会大会 神奈川大会がローズホテル横浜で開催されたので、当院スタッフ全員で出席してきました。

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メイン会場はローズホテル横浜

 

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スタッフプログラムはホテルモントレ横浜

 

こちらは学術展示と症例展示の部屋です。

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今回、私も症例を展示させて頂きました。

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さて今回のメインテーマは ー機能と形態の調和を求めてー でありました。MBLOG19-2-21-5

特に臨床セミナーでは『上下顎前突難症例の治療が歯の移動様相、側貌審美性ならびに上気道径に与える影響』のタイトルで清水典佳先生(日本大学歯学部歯科矯正学講座特任教授)のご講演、『小児の鼻づまりとその治療』のタイトルで黄川田徹先生(鼻のクリニック東京)のご講演、『上気道流体シミュレーションから見た小児期通気障害の顎咬合状態への影響』のタイトルで山﨑要一先生(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児歯科学分野教授)のご講演と続き、鼻づまりがどれほど発育期の小児に悪い影響を及ぼすか、矯正歯科治療で適切な機能と形態を調和させるには、舌や頬などの口腔周囲筋のバランスや呼吸の際の空気の通り道を確保することがどれだけ大切か興味深いものばかりでした。また、矯正歯科と耳鼻咽喉科との連携が急務であることを認識させて頂きました。

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臨床セミナー以外にも興味深い講演が続き、有意義な2日間が終わりました。今回、参加するだけの矯正歯科医会大会ではなく、運営する側でもあったため、2年前から準備を開始し、打ち合わせ会議はメール会議も含めて数え切れないほどの回数を重ねました。それでも他支部の会員から「1年間の会費以上の価値がこの2日間にありました」と言って頂き、嬉しさが込み上げてきます。最後は大会長を中心に神奈川支部全員で記念撮影です。

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大会も終わり、マリンタワー展望台へ。横浜に長く住んでいますが、ここの展望台に上がるのは初めてです。混んでなければ三脚使用もOKとのことで、許可を得て1枚。

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反対側の首都高速神奈川3号狩場線。

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ちなみに展望台までのエレベーター、かなり揺れるので怖くて足が震えてしまいました。

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2019.02.19更新

本日は休診日とさせて頂き、矯正歯科医会神奈川支部のお仕事でした。明日から開催される矯正歯科医会大会に参加するために横浜に来て下さっている他支部の矯正歯科医の方々やスタッフの皆様、招待講演をして頂く海外矯正歯科医の皆様に対して、横浜案内をさせて頂きました。横浜は数年に1回は日本矯正歯科学会大会が開催され、しかも前回は昨年の10月末から11月にかけて開催されているので、みなとみらい周辺は見飽きているだろうと予想し、中華街〜元町〜昼食〜ブリキのおもちゃ博物館〜港の見える丘公園〜神奈川県歯科医師会会館にある「歯の博物館」でお勉強 というコースでした。

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私の担当は記録係でしたが、ありえない構図で撮ってしまった。。。

昼食時、貸切にしていたレストランにテレビ番組開運!なんでも鑑定団でもお馴染みの『ブリキのおもちゃ博物館館長』の北原照久氏が挨拶に来て下さり、一同大興奮でした。

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そして、その流れでブリキのおもちゃ博物館に。この博物館は館長の北原照久氏が、「古いものを活用して、多くの人たちに見て頂き、それを後世に継承していきたい」という想いのもと、1986年に開館され、玩具は館長が1973年頃から収集したコレクションの一部だそうです。そして来館者は年間10万人を超えるそうですが、横浜市民の私は今回はじめての入館でした。今回はなんと!館長自らの詳しい解説もあり参加者一同興味深く童心に帰って展示物を見ていました。

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最後は今回のExcursionの目玉、神奈川県歯科医師会館7Fにある「歯の博物館」です。日本における近代歯科医学は、開国後に来日した西洋人歯科医(米国人 W.C.イーストレーキ等)が外国人居留地で歯科を開業したのが始まりとされています。このことを強く意識した神奈川県歯科医師会の加藤増夫会長(当時)の発案により、昭和62(1987)年、神奈川県歯科保健総合センター(神奈川県歯科医師会)の竣工と同時に歯の博物館がオープンしました。本会の会員でもある歯の博物館館長大野先生からの講義のあと、歯の博物館の展示を見学しました。

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展示物自体は撮影禁止でしたが、主な展示物としては、お歯黒、日本と外国の口腔清掃道具(楊枝・歯ブラシ・歯みがき)、日本の民間療法、歯の塚、日本と外国の入れ歯(木・金属・陶磁・象牙・ゴムなど)、江戸時代の歯科、日本と外国の治療器具、近代西洋歯科医学の伝来、明治・大正・昭和の診療ユニット、歯の衛生週間ポスター、歯みがきの看板、広告、頭蓋骨などです。(緑字は神奈川県歯科医師会H.P.より)

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矯正歯科治療は長期にわたる治療のため、治療期間中に転居などによる転医が必要になる可能性もあります。私たち日本臨床矯正歯科医会では転勤や引越しのために通院が困難になった患者さんに対してスムーズな転医ができるように転医システムがあります。しかし、実際には同じ会員であっても全く面識がない会員同士ではスムーズにはいかない場合もあります。今回のようなExcursionを通じて、他支部から参加して頂いた会員と交流も持つことはとても重要なことと思いますし、海外から講演に来て頂いた先生方をおもてなしすることで、気持ちよく講演して頂くこともまた大切なことと考えています。そのようなことから、私たち大会実行委員会ではこのExcursionにとても力を入れて準備してきました。当日は雨の予報だったのですが、朝から泣き出しそうな空も最後まで雨は降らずにもってくれて大成功に終わりました。無事参加者たちを宿泊のホテルまで送り届けてお役御免。その後はもちろん自分の時間です。

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運良く雨が降ってきました。路面に光が反射して雨ならではの写真が撮れましたが、意外と交通量が少なく車の軌跡がイマイチでした。

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投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2019.02.10更新

本日は1月14日・15日に引き続き、目黒で開催されたMAO Aligner seminarに院長と副院長で出席してきました。

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いつ来ても、この会社のエントランスデザインはカッコいいなと思うのです。

 

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滅多に使用しないWindowsを持参して、スライドショーが動かず慌てまくることになるなんて、この写真を撮っている時には思いもしなかった。

そして今日は、参加ドクター全員がMAOの理論(臼歯を中心とした矯正診断と治療を透明マウスピース型矯正歯科装置に応用)に基づき自身で計画したクリンチェック(クリンチェックに関してはこちらを参照してください→『クリンチェックとは』)を発表するという緊張の1日でした。自分たちの順番が来るまで、参加者のクリンチェックを見ながら学ばせて頂きましたが、発表後に講師の先生方からアドバイスがあり勉強になりました。そしてアイウエア順なので、先に副院長が発表。

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次に左手の指の不自然な開き具合から緊張していることが推測される私。

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2人とも、慣れないWindowsでスライドが表示されないアクシデントはありましたが、発表自体は無難に終わって一安心でした。特に今回はテーマに沿って奥歯の位置付けに気をつけて計画を立てたのですが、ほぼ良好な計画と評価して頂き、尚且つ治療の進行に関する良いアドバイスも頂けたのでとても有意義でした。

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せっかく東京に行ったのであれば、セミナー終了後にやるべきことは決まっています。

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西新宿、新都心歩道橋から。30秒露光した写真を7枚重ねています。

ここは以前から撮ってみたいと思っていた場所なのですが、さすが大都会の歩道橋です。そういえば、当院がある横浜市泉区に歩道橋ってあったかな?少なくとも最寄りの相鉄いずみの線弥生台駅近辺には存在しません。機会があれば調べてみます。

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

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