三田矯正歯科ブログ

2018.03.29更新

桜が満開ですね。桜の時期は矯正歯科医にとって、新たに治療を開始する患者さんが多い時期と重なり、休診日も治療計画書の作成などに追われて、いわゆる桜の名所などには行くことは困難です。でも、近くに良いスポットがあることを偶然知りました。泉区岡津町の西林寺というお寺で、昼食のための外出を利用して行ってみました。

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山門をくぐって直ぐの景観ですが、なかなか立派な桜です。泉区で開業して20年、今までこのお寺の存在を知りませんでしたが、亀鶴山一心院と号する浄土宗のお寺だそうです。本堂の裏側にも回ってみました。

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お寺の山門とか瓦とか、桜が似合いますね。20分くらいの滞在でしたが、春を満喫できました。

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.03.22更新

ペー浜から真っ暗なニシ浜経由で宿泊のペンション最南端まで歩き、そこでまた錆びついたママチャリをゲットして島の反対側に向かいます。そして待つこと1時間。

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まさか本当に見れるなんて\(^o^)/

いやいや、よくよく考えれば南十字星がこんなに大きいはずもないし、この時期はここまで高く上がらないはずという訳でこっちが正解です。

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2時間以上待ってみましたが、どうしても1番下のアクルックスが顔を出してくれません。

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繰り返しになりますが、日本最南端の波照間島と言えども南十字星が見える期間は12月から6月のおよそ200日。その中で一番下のアクルックスまで含めて4つとも見えるのは20日ほどしかないそうです。ですので、見れなくて当然なのですが残念です。

「そんなに見たけりゃ南半球にでも行けば?」という質問は、沖縄好きには絶対に言ってはいけない言葉であることを念のため記載しておきます。

 さて疲労もピークではありますが、このまま帰るのは悔しいので波照間島星空観測タワーの前で天の川が昇ってくるのを待ちます。しかし、あまりにも真っ暗で左側にある電信柱は存在を認識していましたが、上の電線の存在には全く気づけませんでした。

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あっという間に帰る日です。石垣島行きのフェリーは昼過ぎの便を予約していたので、ゆっくり寝ようと思っていたのですがアクシデントです。石垣〜波照間往復のフェリーにはよくあることなのですが、晴天でも海が荒れるとすぐに欠航します。本日も朝1番の便以外は欠航が決まり、この日石垣に戻る予定の全員が朝一番のフェリーに乗ることとなり朝食後の睡眠計画は中止になりました。港までの送迎バスを待つ間に名残惜しく波照間ブルーに会いに行きました。

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この青に、今度はいつ会いに行けるのだろう?

前日に羽田空港内に泊まったのも合わせると3泊4日。その間の合計睡眠時間9時間弱。さすがに帰りの飛行機では、隣のおじさん(赤の他人)の肩を何度も借りてしまいました。

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.03.21更新

さすがに昼の間は寝ていようと思ったのですが、やはり目が覚めてしまいます。ニシ浜に出てみれば、昨晩はあんなに雲が出ていたのに呆れるくらいに快晴です。

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せっかくなので歩いて隣のビーチまで。ニシ浜をひたすら奥に奥に進んでいき、島の形に沿って左に曲がるとニシ浜に全く引けを取らない綺麗なペー浜に辿り着きます。車道からは入口がわかりにくく、砂浜を歩いて行くには遠いため人は殆どいません。

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さて、有人では日本最南端のこの島、集落に行けば意外と昼食を食べるような場所には困らないのでホッとしました。島のもの食堂「あやふふぁみ」で有人島最南端のカレーを頂きました。

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お米は、波照間島産もちきび・西表島産の黒紫米、玄米・麦などを白米に混ぜて焚いているそうです。

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昼食後は再びニシ浜。

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夕日が沈み、

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星空が広がります。

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南の島のオリオン座と冬の天の川。ISO5000。左下は関東ではまず見れないカノープス。

実はこの日本最南端の有人島、意外と高い椰子の木が無いんです。昼間のうちに歩き回り、ニシ浜の横のペー浜に高い椰子の木があるのを見つけたので夜また来てみました。狙い通り冬の天の川が椰子の木から伸びているように写り満足です。ちなみに人工の灯りは全くないので、ISO5000まであげても椰子の木は真っ黒にしか写りません。しかたなく懐中電灯を一瞬後ろ向きに(直接椰子の木に当てると真っ白になってしまうので)、しかも足元を照らしています。ところで石垣島は左斜め後ろ、西表島は真後ろ。ならば人工の灯りが全く無いのに空が赤っぽく写るのは遠く台湾の灯りを拾っているのかな?と思ったら、後で知ったところAir glow(大気光)というものでした。暗い空の波照間島だからこそ写りこむ現象みたいです。そして、これほどの星が見えているのに水平線辺りには星は殆ど写ってきません。この後4時間くらいで水平線辺りに昇ってくる南十字星を捉えることが、どれほど難しいかを思い知らされます。

そして、せっかくなので懐中電灯を使用しなかった1枚。

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普段、横浜で生活していると夜間に人工の明かりが全く届かない場所というのはありません。でも、この島にはあります。それでも高感度&長秒で撮影すると微かに海面が判別できるのは、微かに星明りに照らされているからです。

 さて、4時間後とは言っても南十字星は違う場所でないと見れないので、ゆっくり歩いて移動します。夜行性の巨大ヤシガニに慄きながら。

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波照間島にハブはいませんし、オヤジ狩もないと思いますので夜でも比較的安全ですが、こいつに迂闊に手を出すと人間の指くらい簡単にチョッキンです。

 

南十字星を追いかけて(その4)に続く

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.03.20更新

寝たと思ったら、興奮しているのか1時間くらいで目が覚めてしまいます。せっかく目が覚めたので南十字星が昇る方角とは全く反対のニシ浜に出てみます。まだオリオン座と冬の天の川が見えていますが、都会ではこれだけオリオン座が右に傾くと建物の陰に隠れてしまうことが多く、見慣れない角度です。そしてサラサラした冬の天の川は、冬の大三角のほぼ真ん中を通るので、この時期・この時間帯では天の川が横たわっています。

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この天の川の遥か左に南十字星があって、さらにその左側に壮絶な天の川中心部があるのですが、まだ地球の反対側で数時間後に昇ってきます。ですので、まだ南十字星を見るには早いのですが、島の反対側に向けて出発します。もしも満点の星空に出会えたとしても波照間島では星が多すぎて、全天88星座の中で最も小さい星座である南十字星を探し出すのは困難で時間がかかるはずです。そのため南十字星が昇り始める1時間前に、昼間にも来た日本最南端の碑までママチャリを漕いでやってきました。道中、想像を絶する程の闇で、星撮りは慣れているつもりでも、ここまで暗い世界は初めてでした。到着してみれば、だいぶ雲が出てきてしまい星は数える程しか見えませんが、この時点から5時間以内に一瞬でも晴れれば良い訳ですから気長に待ちます。

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左の明かりは、おそらく石垣島の光を拾っていると思われます?小さく写っている建物は波照間島星空観測タワーです。F2.8,ISO5000で30秒露光しているので写っていますが、肉眼ではタワーはもちろんのこと明かりも見えませんでした。

 でも、さすがに雨に降られるとは思いませんでした。

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雨雲に覆われたけれども水平線あたりは雲がない。これは、見れるかもよ〜 と思っていたのですが。。。

 雨宿り出来る場所があったので30分くらい待機して、それでも止む気配がないので諦めてママチャリで宿を目指すと途中でまた星が見えて来たので慌てて戻ります。53歳の脚にはかなりキツイ状況です。そうこうしているうちに、すでに時刻は3時20分。空の高い部分に星が見え始めましたが、水平線あたりは厚い雲に覆われていて、もし見えたとしても既に45°くらい右に傾いてしまっているはず。

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可能性がある時間も残り40分となってしまいました。そしてさらに時は流れて4時20分。

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雲の上に天の川中心部すなわち夏の天の川出現です。こうなると、南十字星は遥か右にあって既に沈んでしまっているはずです。残念ですが、そもそも10回狙って1回見れるかどうかの日本国内での南十字星、見れなくて当然です。せっかくなので、夏の天の川を撮って宿泊先に帰ることにします。

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神奈川県内の真鶴辺りでも天の川を撮ることがありますが、これだけ天の川が横たわっていると水平線ギリギリの位置というイメージがありましたが、さすが日本最南端です。

もう1泊するので、明日は見れることを願います。日頃の行いが良いのか悪いのか、全てが暴かれるときでもあります。

 

南十字星を追いかけて(その3)に続く

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.03.19更新

羽田空港朝6時35分発の飛行機に乗って10時15分に石垣空港到着。離島ターミナル発11時50分のフェリーに乗って約90分。ペンション最南端の送迎バスに乗って部屋に案内して頂き、ベランダに出るとこの景色です。

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昨年の9月にも来た、波照間島の北にあるニシ浜。上から見ると、さらに綺麗です。

 今回は南十字星狙いです。もちろん、4つの星を結んだ綺麗な十字が見えるのは日本国内では八重山諸島の一部だけで、12月下旬から6月の末頃まで。その期間でも4つの星が全て見える確率は低く、有人の島では日本最南端の波照間島とは言えども、10回通って1回見れるかどうかという確率だそうです。

それでも行かないことには絶対に見れない訳で、この季節は南十字星が南中するのは夜中の2時頃。その前後2時間は見える可能性があるので、そこに全てをかけます。

 という訳で、昨晩は寝ていないので一眠りしようと思ったのですが、明日の天気が晴れる保証もなく、晴れている間に昨年の9月には行けなかった日本最南端の碑に向かい、錆びついたレンタサイクルに乗って走りはじめます。

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3月とはいえ、あと数日で石垣島の底地ビーチは海開き。そこより南にある波照間島で錆びついたママチャリを漕ぐのは拷問です。

 島を半周すると、やっと到着。

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逆光であることもあって、あまり綺麗と思える景色ではありませんが、南十字星は島のこちら側でないと見えないので、夜中でも人工の灯りが殆ど無いこの島では、明るいうちにロケハンも兼ねて来た意味は大きいです。

 せっかくなので、近くにあるペムチ浜へ。

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入口が凄くわかりにくいのですが、凄く詳しく入口の探し方が書いてあるサイトを見つけたので迷わず行けました。ここも、それ程綺麗ではありませんが、日本国内ここより南にビーチ無しです。

 そうこうしているうちに夕日の時間です。ちなみにニシ浜の夕日も日帰りでは見ることが出来ないので島への宿泊が必要です(波照間島は野宿禁止)。

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なんだか雲が増えてきているのは気のせいではなさそうですが、今の空を見て9時間後の空を心配しても仕方ありません。夕食を頂いて、さすがにチョット仮眠することにします。

南十字星を追いかけて(その2)に続く

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

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