三田矯正歯科ブログ

2020.10.06更新

透明マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置の1つであるインビザライン治療は、これまで主に永久歯が生え揃う時期の矯正治療(本格治療:第2期治療)で使用していましたが、目覚ましい技術進歩により、2019年3月から乳歯と永久歯が混在する混合歯列期の矯正治療(早期治療:第1期治療)からの使用が可能になりました。

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混合歯列期の矯正治療(早期治療:第1期治療)でよく行われる治療として、歯列の拡大と前歯の整列があります。従来の矯正法では、これらを別々の時期に2度に分けて行う必要がありました。
インビザラインファースト(透明マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置の1つ)の場合、「歯列の拡大」と「前歯の整列」を同時に行うことができるのが大きな特徴です。これにより、矯正治療の期間の短縮や、来院回数を減らすことが可能になります。

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【その他の利点として】
※透明で目立たない
※取り外しができるので、普段通り食事ができる
※歯磨きのときに取り外しができるので、虫歯のリスクを下げることができる
※従来の針金や凸凹の多いブラケットを使用しないため、矯正装置が原因となる口内炎の発生リスクが少ない。
※同様に、転んだりボールが顔に当たったりしても矯正装置によるケガの心配が少ない。
※痛みを伴う破損が少ない
※通院回数が少ない

【注意点として】
※1日20時間以上の装着が必要
例として、食事の後に装着し忘れるなどして1日20時間以上の装着ができないと、矯正治療期間が延びたり矯正結果に悪影響がでます。

【インビザラインファースト(透明マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置の1つ)の適応条件】
※下記1.~3.すべての条件が必要です。
1.第一大臼歯が萌出している
2.切歯のうち少なくとも2歯が2/3以上萌出している
3.少なくとも3/4顎に乳歯(C、D、E)または未萌出の永久歯 (3、4、5)が2歯以上ある

※歯並びの状態によっては、従来の装置をおすすめする場合もあります。

※従来の装置と同様に、早期治療:1期治療だけで治療が完了することは殆ど無く、永久歯列完成後に本格治療:第2期治療が必要になります。

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※骨格性反対咬合の治療や上顎前突の治療では、インビザラインファースト(透明マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置の1つ)以外にも顎外固定装置を使用する場合があります。その場合、費用はインビザラインファースト(透明マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置の1つ)の費用に含まれます。

治療費はこちら(矯正治療料金のご案内)

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

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