三田矯正歯科ブログ

2018.09.10更新

昨日に続いて本日は、東京コンファレンスセンター品川で開催されたマウスピース型カスタム矯正歯科装置に関するMaster Courseに参加してきました。

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講師は昨日もご講演頂いたイタリアのGarino先生、講演テーマは『Treating complex cases with Invisalign:Where are the limits?』でした。マウスピース型カスタム矯正歯科装置は、『装置が目立たない』『取り外しが可能なため歯ブラシがしやすく虫歯になりにくい』という利点がある反面、『適応できる症状が限られている』という欠点があります。いや、欠点があるとされています。しかし、まだこの未来型装置の性能や治療法については今後益々改良されていくことは間違いなく、近い将来には現在のWIRE矯正で治せる症状は全てマウスピース型カスタム矯正歯科装置でも治療可能な日が訪れるかもしれません。

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Garino先生の講演では、今までならばマウスピース型カスタム矯正歯科装置では治療が難しいとされていた症例もマウスピース型カスタム矯正歯科装置で治療を行い、しかも良く治っていると思いました。同じ矯正歯科医として、私も頑張らないといけないと強く思いました。

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話は変わって昨日の永代橋からもう1枚。リバーシティ21側は物凄い三脚の数が並んでいましたが、反対側でも撮っているのは私1人でした。『人の行く裏に道あり花の山』と言いたいところですが、こちら側でもたいした写真は撮れませんでした。

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投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.09.09更新

本日は虎ノ門ヒルズで開催されたマウスピース型カスタム矯正歯科装置に関する Forum 2018に院長と副院長で出席してきました。ちなみに虎ノ門ヒルズという建物を実際に見たり、中に入ったりすることは初めてでした。

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iPhoneでは、上から下まで全てを入れることは出来ませんでした。

開演30分前なのに前の方から席が埋まってしまっています。知り合いの矯正歯科医も全国から多数出席されていて、今回のForumへの関心の高さが伺えます。

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まずはイタリアのガリーノ先生による『Aligner therapy in growing patients:tools and strategies』のご講演。その後も多くの先生の講演がありましたが、今回は共通のテーマがありました。マウスピース型カスタム矯正歯科装置は、今までは永久歯列の患者さんを対象にしたものでした。しかし今回はこのマウスピース型カスタム矯正歯科装置を混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期:早ければ6〜7歳から)の患者さんにも使用出来るように開発されたことに関するトピックスがメインでした。

実は正直、今回のフォーラムの案内が届いたときには「混合歯列期にマウスピース型カスタム矯正歯科装置なんて無理だよな〜、聞きに行っても時間の無駄だろうな〜」と思っていたのですが、フォーラム終了後には「これは症例を選べば有効な治療ツールになり得る!」と考えが変わりました。残念ながらまだ日本では33名のドクターにしか使用する権利が与えられていません。

そして幸いなことに私はその33名の中に選んで頂いております(だから参加した訳ですけれど)。そうは言ってもまだ日本では実績の少ない治療法ですので、当院で導入するかは慎重に検討して行きたいと思います。*2019-3-10追記:その後適応症と思われる方で安全に治療出来ると判断した数名の患者さんに導入していますが、良好な経過が得られています。但し、まだ症例数が少ないので評価はまだ先になるかと思います。

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 フォーラム後は、せっかく東京に来たので以前から行ってみたかった場所へ。到着するとベストポジションはすでに数個の三脚が並んでいたため少し左からの撮影になりますが、ずっと撮りたかった永代橋からリバーシティ21と屋形船の軌跡ですが、こちらもまだまだ修行が足りていません。

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投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

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