第76回 日本矯正歯科学会学術大会
2017.10.19更新
北の大地にあるお店にて、前菜からして牡蠣・北海シマエビ・真鱈の白子・ウニ・タラバ蟹の外子・イバラ蟹の内子・活ナマコ。
その後、(副院長の顔より大きい)タラバ蟹のフルコースパフォーマンス。
あ、遊びに来ている訳ではありません。
第76回 日本矯正歯科学会学術大会が札幌で開催されています。
翌日は、札幌出身の先生に誘って頂いた日本各地の矯正歯科医が某お店に集まり、数に限りあるラム肉の争奪戦を繰り広げました。
もちろん、学会会場で講演も(後方の席で)拝聴しております。
特に臨床セミナー1において「埋伏歯の診断と治療」をテーマに基礎編として北海道医療大学特任教授の飯田順一先生が「埋伏歯の診断と治療の背景」と題して講演され、統計的なデータを沢山出して頂けたので、患者さんへの説明に役立たせることが出来そうです。最近、犬歯(前から数えて3番目の歯)が生えて来ないで側切歯(前から数えて2番目の歯)の歯根にHITしてしまい根を溶かしてしまうケースが以前よりも断然増えています。その際に、乳歯の犬歯を早めに抜歯すると犬歯の位置が修正され(綺麗にとはいかなくとも)側切歯の歯根を溶かさずに生えてきてくれることが出来る場合が増えます。ただ、臨床的感覚や同業者との雑談のなかで感触的にそういう傾向は掴めていたのですが、研究結果のデータは把握していなかったので、とても助かりました。
沢山食べて学んだので、明日からの診療をまた頑張れそうです。
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