三田矯正歯科ブログ

2018.07.01更新

日本臨床矯正歯科医会神奈川支部主催の市民セミナー『歯ならびと健康』が、東海大学前駅近くのタウンニュースビルで開催されたので参加してきました。

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この市民セミナーは矯正歯科医会神奈川支部主催で2004年から毎年欠かさず開催されていますので、今年が11年目となります。毎年開催を続けることで会員の中でノウハウが蓄積され、多数の来場者が訪れるこのセミナーの運営に関しても毎年混乱することなくスムーズに進行していきました。

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会員が力を合わせ、秦野市民の方々に正しい矯正歯科治療に関する情報を提供できたことを嬉しく思います。来年は2月に川崎の武蔵小杉駅周辺で開催する予定です。

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.06.24更新

院長は3日前にも新宿に来ていましたが、今日も新宿の文化学園に来ています。当院歯科医師2名と歯科衛生士5名で、第26回日本成人矯正歯科学会に参加しました。

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私個人的には、北海道医療大学歯科矯正学分野教授:溝口到先生の基調講演『下顎前歯部叢生のrelapse原因を考える』を興味深く拝聴させて頂きました。『relapse』とは後戻りのことで、矯正歯科分野のなかで前歯部叢生治療後の後戻りの問題は未解決事項の1つとされています。

1)この後戻りに関してなるべく早い年齢で治療開始した方が後戻りが少ないという説は本当なのだろうか?

2)親知らずと後戻りの関連性は?

3)患者の協力度によらず前歯部の配列を長期的に維持することができるBonded Lingual Retainerの問題点

など、とても興味深いご講演でした。

 

今日学んだことを明日からの臨床に役立てるよう皆で頑張っていきたいと思います。

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.05.23更新

 本日、院長の私は少し早く診療を終えさせて頂き、泉区歯科医師会医療管理セミナーに参加してきました。私自身が同歯科医師会医療管理委員会の理事であるため今回のセミナーを企画したのですが、講師の先生のお話はとてもわかりやすく、ためになるセミナーでした。

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講演内容は『医療法改正対応ホームページセミナー〜注意事項とその対応策〜」ということで、6月から医療機関のホームページで掲載できる内容にかなりの制限がかかります。例えば、治療前後写真を掲載した治療例や、患者さんの体験談を掲載することは法律違反となります。さらに掲載して良い診療科目について医療法で許されているのは「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「歯科口腔外科」の4つのみで、「インプラント科」や「審美歯科」は掲載できません。さらに「アンチエイジング」という単語も掲載不可です。

制度ですから従うよう、当院のWEB SITEも見直していく予定です。

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.01.18更新

本日は休診日でしたが、院長は目黒で開催されたマウスピース型カスタム矯正歯科装置のセミナーに参加してきました。

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このプログラムは11回のセミナーで構成されており、月によってはオンラインセミナー、ときには今回のようにDr.が集まって講演を拝聴したり自分の症例を発表したりと充実したプログラムです。マウスピース型カスタム矯正歯科装置は成人の症例のみに対応でしたが、これを10代の患者さんにも対応できるように技術が進んでいます。その技術の進歩に置いていかれないよう、日々学んでいかなければなりません。

 

院長がマウスピース型カスタム矯正歯科装置のセミナーに参加していた同じ時間帯に、副院長と当院の歯科衛生士5名は、日本臨床矯正歯科医会神奈川支部主催のスタッフセミナーに参加していました。テーマは「私のMFTへの取り組み 〜楽しいMFTのすすめ〜」でした。MFTとはOral Myofunctional Thrapyの略で、口腔筋機能療法のことです。わかりにくいですね。

以下、口腔筋機能療法学会の公式ホームページからそのまま引用すると

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歯並びや咬み合わせの形成には、遺伝だけでなく幼少期の生活習慣や癖なども大きな影響を及ぼしています。舌突出癖や指しゃぶりが開咬や上顎前突を招くほか、アレルギー性鼻炎などによる口呼吸の習慣が、お口周りの筋肉の弛緩につながることもあります。口腔筋機能療法(MFT)は、こうした後天的な筋肉の不調和を舌や口唇、頬などの口腔顔面筋のトレーニングをとおして整えていく療法です。咀嚼時、嚥下時、発音時、安静時の舌や唇の位置の改善、および呼吸をはじめとした口腔機能の改善が期待できます。

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歯列は、外側からの口唇や頬からの力と、内側からの舌の力に影響を受けています。外側からの力と内側からの力が正しいバランスであれば、歯列は正しい位置に並び上下の歯はしっかり咬み合います。口唇の力が弱いと、舌の力に押されて前歯は飛び出してしまいます。あまり咬まなくても飲み込める食事、アレルギー性鼻炎など、現代社会では、正常なお子様の正常な口腔周囲筋が育ちにくい環境にあると言えます。バランスの悪い口腔周囲筋や悪習癖を残したまま矯正治療を行っても思うように歯が動かなかったり、やっと矯正が終わっても後戻りを起こしてしまいます。

写真は唇と頬の筋肉を使って風船を膨らませる練習です。

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自分たちが出来ないことを患者さんに指導することは出来ないので練習している訳ですが、あまりにも真剣な表情過ぎるので、目線入れておきました。

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2017.10.19更新

北の大地にあるお店にて、前菜からして牡蠣・北海シマエビ・真鱈の白子・ウニ・タラバ蟹の外子・イバラ蟹の内子・活ナマコ。

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 その後、(副院長の顔より大きい)タラバ蟹のフルコースパフォーマンス。

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 あ、遊びに来ている訳ではありません。

第76回 日本矯正歯科学会学術大会が札幌で開催されています。

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 翌日は、札幌出身の先生に誘って頂いた日本各地の矯正歯科医が某お店に集まり、数に限りあるラム肉の争奪戦を繰り広げました。

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 もちろん、学会会場で講演も(後方の席で)拝聴しております。

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特に臨床セミナー1において「埋伏歯の診断と治療」をテーマに基礎編として北海道医療大学特任教授の飯田順一先生が「埋伏歯の診断と治療の背景」と題して講演され、統計的なデータを沢山出して頂けたので、患者さんへの説明に役立たせることが出来そうです。最近、犬歯(前から数えて3番目の歯)が生えて来ないで側切歯(前から数えて2番目の歯)の歯根にHITしてしまい根を溶かしてしまうケースが以前よりも断然増えています。その際に、乳歯の犬歯を早めに抜歯すると犬歯の位置が修正され(綺麗にとはいかなくとも)側切歯の歯根を溶かさずに生えてきてくれることが出来る場合が増えます。ただ、臨床的感覚や同業者との雑談のなかで感触的にそういう傾向は掴めていたのですが、研究結果のデータは把握していなかったので、とても助かりました。

沢山食べて学んだので、明日からの診療をまた頑張れそうです。

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

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