院長は3日前にも新宿に来ていましたが、今日も新宿の文化学園に来ています。当院歯科医師2名と歯科衛生士5名で、第26回日本成人矯正歯科学会に参加しました。
私個人的には、北海道医療大学歯科矯正学分野教授:溝口到先生の基調講演『下顎前歯部叢生のrelapse原因を考える』を興味深く拝聴させて頂きました。『relapse』とは後戻りのことで、矯正歯科分野のなかで前歯部叢生治療後の後戻りの問題は未解決事項の1つとされています。
1)この後戻りに関してなるべく早い年齢で治療開始した方が後戻りが少ないという説は本当なのだろうか?
2)親知らずと後戻りの関連性は?
3)患者の協力度によらず前歯部の配列を長期的に維持することができるBonded Lingual Retainerの問題点
など、とても興味深いご講演でした。
今日学んだことを明日からの臨床に役立てるよう皆で頑張っていきたいと思います。