1000円札の裏とオリオン
2018.11.05更新
先日のある休診日、突然思い立って山梨県の南都留郡へ。1000円札の裏に描かれている富士山を、同じ場所から見てみたいと思ったからです。場所は本栖湖の湖畔からすぐ という訳にはいかず、駐車場の脇から舗装されていない&道とは認識しづらい&幅は大人一人が通れるくらいの登山道を登っていきます。かなりの急斜面で登り始めて5分で脚には乳酸が溜まり心拍数も相当なものになりましたが、なんとか30分以上かけて目的地の中ノ倉峠展望地に到着です。すでに西日となり湖の全面に陽が差していない状態でしたが、なかなかの絶景です。
下山途中で名残惜しくもう1枚。
さて、せっかく来たので星撮りもして帰ることに。この季節、オリオン座と冬の天の川が昇ってくるのは22時以降なのでかなり待つことになりますが、それまでは別の星でも撮って時間を潰そうかと思います。
と思ったら空一面の雲。4時間後には雲が無くなることを祈って待ちます。同好のオジ様たちが5人くらい来ていて、待つ間も星談義・機材談義・穴場スポット談義に花が咲き、退屈ではなかったのですが1人また1人と諦めて帰って行ってしまいます。そしてオリオン座が昇ってくる時間になりましたが、中ノ倉峠展望地から見えたのを最後に、ずっと富士山は顔を出さないまま。ついに最後まで残っていたオジ様も諦めて帰ってしまいました。孤独に耐えながらさらに待つこと1時間、少し雲はありますが出ました(^^)
もう1〜2時間待てば、オリオン座も冬の天の川も垂直に近くなり綺麗に見える(通過する大気の層が少なくなるため星は空の高い所にある方がハッキリ綺麗に見えます)はずですが、さすがに疲れましたし、何よりも極めて寒いので帰ることにします(そういえば、夕飯も食べていない)。
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