書籍追加
2018.06.26更新
本日、待合室の書籍を追加しましたのでご利用ください。
1冊だけ院長の個人購入が混ざっていましたので、院長室に引き上げました(;^_^A
投稿者:
2018.06.24更新
院長は3日前にも新宿に来ていましたが、今日も新宿の文化学園に来ています。当院歯科医師2名と歯科衛生士5名で、第26回日本成人矯正歯科学会に参加しました。
私個人的には、北海道医療大学歯科矯正学分野教授:溝口到先生の基調講演『下顎前歯部叢生のrelapse原因を考える』を興味深く拝聴させて頂きました。『relapse』とは後戻りのことで、矯正歯科分野のなかで前歯部叢生治療後の後戻りの問題は未解決事項の1つとされています。
1)この後戻りに関してなるべく早い年齢で治療開始した方が後戻りが少ないという説は本当なのだろうか?
2)親知らずと後戻りの関連性は?
3)患者の協力度によらず前歯部の配列を長期的に維持することができるBonded Lingual Retainerの問題点
など、とても興味深いご講演でした。
今日学んだことを明日からの臨床に役立てるよう皆で頑張っていきたいと思います。
投稿者:
2018.06.21更新
私たち開業歯科医にとってはとても大切だけれども殆どの歯科医院で悩んでいることに関するセミナーが新宿で開催されたので参加してきました。
深刻な人手不足を背景にした国内の企業倒産が過去最多ペースで増加しています。その人手不足が言われ始めるよりも遥かに以前から歯科業界は人手不足が問題になっていました。院長一人で歯科医院を運営することは不可能であり、良い人材を揃えなければ院長の技術がどれだけ高くても歯科医院は廃業に追い込まれてしまいます。とても大切なことを沢山学べたのですが、自院にどのように落とし込んでいくのかは私自身の課題が沢山あることもわかりました。
現実逃避的に、せっかく新宿まで来たのでセミナー後に趣味の写真撮影。映画『君の名は』聖地巡礼の場所だそうですが、西新宿サインリングとテールランプの軌跡。派手なトラックやタクシーも沢山通るので、光の軌跡がカラフルになります。
次はLOVEと群衆。
多くの企業や都庁もある西新宿の一角、丁度仕事を終えた群衆が新宿駅に向かって歩いていかれています。私たちの職種に限らず社会は働く方々に支えられています。そんな当たり前のことを今日は特に意識しました。
投稿者:
2018.06.20更新
現在の歯科大学の教育過程がどうなっているのかは知りませんが、私が最初に歯科矯正学に触れたのは歯科大学4年生のときでした。その時の実習担当が信先生で、その見事に貫禄のある風貌と、天才的なワイヤーベンディングテクニックに憧れて、卒業と同時に大学の矯正歯科学講座の門を叩きました。そして、私たちが入局した時の新人教育担当もまた信先生でした。とにかく豪快な方で、焼肉屋に行けば届いた皿の全ての肉を一度に鉄板にぶちまけ、一度に5〜6枚の肉を口に放り込みます。タバコも「マイルドなタバコを吸うくらいなら禁煙すりゃいい」と豪語して、ニコチンが最も含まれている銘柄を選んで吸っています。かと思えばサックスの腕前はプロ級で私たち(院長と副院長)の結婚披露宴でも感動的な演奏をして頂きました。
最近では生理的な歯の移動に適した弱い力を持続的に発揮できることで脚光を浴びているゴムメタルの開発に携わり、一躍時の人となりました。
そのゴムメタルの件で、日本矯正歯科学会のブースセミナーでも大活躍です。2013年の日本矯正歯科学会松本大会でのこと、宿泊していた温泉宿で朝風呂に入ると偶然にも信先生も入浴されていました。私が「やっぱり温泉に来たら朝風呂ですよね〜」と言えば信先生は「まずいんだよ、ブースセミナーでレクチャーすることになっているんだけれど遅刻しそうなんだよ」
「は?じゃ、なんで朝風呂なんて入っているんだよ!」とは思っても言えないけど、こんなところが本当に信先生らしいところなのです。なんでも丁度良い時間のバスが無いとのことで、たまたま車で来ていた私が急遽会場まで送っていくことに。会場に着いた途端、「サンキュー間に合ったぜ、じゃ〜なアバヨ!」と言って走り去ります。信先生の別れの挨拶はいつだって「アバヨ!」なのですが、これが最後に聞いた「アバヨ!」となりました。
今日は信先生を偲ぶ会でした。
信先生に直接学んだ私たちの代だけでなく、その前後に入局した先生方やF教授までも参加して頂き、信先生の生前の楽しすぎるエピソードに皆で大爆笑でした。きっと空の上から信先生も一緒に爆笑していたと思います。そういう人です。ご冥福をお祈りします。
投稿者: