本日は、ロイヤルパインズホテル浦和で開催された、日本臨床矯正歯科医会大会さいたま大会に副院長が出席してきました。
なかなか興味深いプログラムだったのですが、
今回、平成10年の入会後、院長は初めての欠席です。
同日に開催された、泉区医療機関のための防災研修会に参加してきました。御高明な横浜医療センター救急救命センター長、古谷良輔先生のお話は素晴らしく、参加出来て良かったです。
災害というと地震を思い浮かべますが、最近は毎年のように台風や豪雨の被害に見舞われおり対策は必須です。そして、今般の新型コロナウィルスも災害のひとつであり、そちらの最新情報も拝聴できて有意義な時間でありました。
発災!さてまずどうする?災害時の医療救護活動は、被災現場と医療機関における活動に大別されますが、いずれの場合にも初動期の優先事項は『CSCA-TTT』に集約されるそうです。
C:Command and Control・・指揮命令系統
S:Safety・・・・・・・・・・安全
C:Communication・・・・・情報共有
A:Assessment・・・・・・・評価
T:Triage・・・・・・・・・・トリアージ
T:Treatment・・・・・・・・治療
T:Transport ・・・・・・・・搬送
出来なければCSCA、それも無理ならばCS。そして準備通りにいかないのが『災害』であり、各組織内で大切なことは
■覚悟を決める
■理念を共有する
■ビジョンを持つ
■傍観主義者や評論家にならない
■ひとのせいにしない
ことだそうです。どこかで聞いた覚えがある言葉ですね。そうです、青山学院大学陸上部の原晋直距離監督がチームを作る際に徹底していることです。災害に限らず、組織を作るうえで大切なことですね。