三田矯正歯科ブログ

2018.06.20更新

現在の歯科大学の教育過程がどうなっているのかは知りませんが、私が最初に歯科矯正学に触れたのは歯科大学4年生のときでした。その時の実習担当が信先生で、その見事に貫禄のある風貌と、天才的なワイヤーベンディングテクニックに憧れて、卒業と同時に大学の矯正歯科学講座の門を叩きました。そして、私たちが入局した時の新人教育担当もまた信先生でした。とにかく豪快な方で、焼肉屋に行けば届いた皿の全ての肉を一度に鉄板にぶちまけ、一度に5〜6枚の肉を口に放り込みます。タバコも「マイルドなタバコを吸うくらいなら禁煙すりゃいい」と豪語して、ニコチンが最も含まれている銘柄を選んで吸っています。かと思えばサックスの腕前はプロ級で私たち(院長と副院長)の結婚披露宴でも感動的な演奏をして頂きました。

最近では生理的な歯の移動に適した弱い力を持続的に発揮できることで脚光を浴びているゴムメタルの開発に携わり、一躍時の人となりました。

そのゴムメタルの件で、日本矯正歯科学会のブースセミナーでも大活躍です。2013年の日本矯正歯科学会松本大会でのこと、宿泊していた温泉宿で朝風呂に入ると偶然にも信先生も入浴されていました。私が「やっぱり温泉に来たら朝風呂ですよね〜」と言えば信先生は「まずいんだよ、ブースセミナーでレクチャーすることになっているんだけれど遅刻しそうなんだよ」

「は?じゃ、なんで朝風呂なんて入っているんだよ!」とは思っても言えないけど、こんなところが本当に信先生らしいところなのです。なんでも丁度良い時間のバスが無いとのことで、たまたま車で来ていた私が急遽会場まで送っていくことに。会場に着いた途端、「サンキュー間に合ったぜ、じゃ〜なアバヨ!」と言って走り去ります。信先生の別れの挨拶はいつだって「アバヨ!」なのですが、これが最後に聞いた「アバヨ!」となりました。

今日は信先生を偲ぶ会でした。

MBLOG18-6-20-2

信先生に直接学んだ私たちの代だけでなく、その前後に入局した先生方やF教授までも参加して頂き、信先生の生前の楽しすぎるエピソードに皆で大爆笑でした。きっと空の上から信先生も一緒に爆笑していたと思います。そういう人です。ご冥福をお祈りします。

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.05.23更新

 本日、院長の私は少し早く診療を終えさせて頂き、泉区歯科医師会医療管理セミナーに参加してきました。私自身が同歯科医師会医療管理委員会の理事であるため今回のセミナーを企画したのですが、講師の先生のお話はとてもわかりやすく、ためになるセミナーでした。

MOOBLOG18-5-23

講演内容は『医療法改正対応ホームページセミナー〜注意事項とその対応策〜」ということで、6月から医療機関のホームページで掲載できる内容にかなりの制限がかかります。例えば、治療前後写真を掲載した治療例や、患者さんの体験談を掲載することは法律違反となります。さらに掲載して良い診療科目について医療法で許されているのは「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「歯科口腔外科」の4つのみで、「インプラント科」や「審美歯科」は掲載できません。さらに「アンチエイジング」という単語も掲載不可です。

制度ですから従うよう、当院のWEB SITEも見直していく予定です。

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.05.20更新

歯科大学学生時代の同級生が教授に就任したとのことで、同窓会も兼ねてザ・プリンス さくらタワー東京にて祝う会が開催されたので出席してきました。小・中・高の同窓会と違って皆同じ職種なので「再会したのはよいけれど話が合わない」とか言うことはないのですが、教授になる人、すでに引退して余生を楽しむ準備をしている人、長い大学病院勤務を終えて今から開業準備に入る人など、皆それぞれです。しかし、同窓会とは良いものですね。思い出話に花咲かせ、ずっと笑っていられます。

MBLOG18-5-20-1

開始が早かったので、普段はなるべく参加しない2次会にも参加しましたが、それが終わっても空はまだ少し明るい時間帯ですので、予定通り寄り道して帰ることにします。

1f4f7-s 1f4f7-s 1f4f7-s

会場が品川だったので田町まで行って、そこから徒歩およそ10分で以前から気になっていた場所へ。行ってみて判明したことは、ここは高い塀をよじ登らないと撮れない。1箇所だけ登りやすい場所があったけれど、カップルが占有していたので断念。慣れないスーツと革靴でカメラと三脚を背負ったまま身長と同じくらい高さがある塀をよじ登って撮れました。

MBLOG18-5-20-3

登るよりも降りるときが遥かに怖く、号泣寸前でした。登りやすい場所を占有していたカップルが、塀の上でジタバタしている私を冷笑していたのが忘れられません。

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.05.07更新

稲荷神社の千本鳥居です。GWに来るような場所ではないとは知りながら、もしかしたら他の人も同じように考えて、行ってみたら誰もいないのでは?と期待したのですが、ほぼ満員電車状態でした。

MBLOG19-5-6

仕方ないので、iPhoneで鳥居を撮る娘の手を一眼で撮るの図です。

次は清水寺です。有名な清水の舞台が工事中とは知りませんでしたが、美しい日本の情景です。

MBLOG18-5-6-2

そして、八坂の塔(法観寺)です。

MBLOG18-5-6-3

京都駅を中心に巡回バスが出ているのですが、とにかく長蛇の列。そして渋滞のため、なかなかバスも来てくれません。バスが来ても乗り切れず、次はいつ来るのかわからないバスを待ち、3箇所巡っただけ(伏見稲荷は電車で移動)でもう夜です。

MBLOG18-5-6-4

今回、一番撮りたかった夜の八坂の塔を納めて本日は終了です。それにしても、夕方ここに到着した頃にはやはり満員電車状態だったのですが、夜になると殆ど人通りが無くなりました。夜もまた、趣があって綺麗だと思います。

ーーー

翌日は電車で宇治まで移動。駅前のポストが茶壺型になっていて、宇治市の情熱と誇りを垣間見ることができました。

MBLOG18-5-6-6

そして平等院。鳳凰堂の前の池が無風状態で水鏡のようになっていれば、逆さ鳳凰堂が見れて撮れたのですが、無風ではなく、それ以前に持参したレンズの画角では鳳凰堂の正面から撮っても端から端まで入りきりません。諦めた結果がこれですが、青・赤・緑で良い感じです。

MBLOG18-5-6-5

その後京都駅に戻り、前日と同じようにいつ来るかわからないバスを待って金閣。

MBLOG18-5-6-7

銀閣。

MBLOG18-5-6-8

通の方が行く京都旅行ではなく、完全な修学旅行コースです。

ーーー

そして夜。昨日とは違う場所に狙いを定めていたのですが状況が変わりました。週間天気予報ではずっと曇りの予報だったのですが、今夜は朝まで快晴の予想です。そうなれば、八坂の塔と星の軌跡を撮りたくなるのは当然の流れなのですが、今回星撮りの予定はなかったので最低限の三脚しか持ってきていません。カメラ本体とレンズの合計で2kg弱、三脚の耐重量は1.5kgです。もちろん、取り付けてすぐに潰れてしまう訳ではないでしょうが、長時間は厳しいかもしれません。それでも撮り始めれば全く問題無さそうです。

さて、この星の軌跡撮りですが、開始するのは良いのですが終わらせ方が難しいです。少しでも長時間撮った方が奇跡が長くなってカッコ良くなるのですが、永遠に撮り続ける訳にはいけません。経験上の終わらせ方のパターンとしては(1)朝が来る:2回しか経験なし(2)突然天気が悪くなって星が見えなくなる(3)堪え難い空腹や尿意に襲われる(4)退屈と孤独に耐えられなくなる(5)着信があってでてみると、奥様から「いい加減に帰ってきなさい」と怒られる。。。などがあるのですが、今回は突然ガクンとカメラが頭を垂れました。やはり重さを支えきれなかったようで、短めの奇跡で終了です。

MBLOG18-5-6-9

最後はせっかくなので二年坂。ここで転倒すると二年以内に死んでしまうそうなので、転ばないよう慎重に撮影しました。

MBLOG18-5-6-10

こんなところで三脚広げて迷惑なんだよ!と後ろから蹴り飛ばされると短命に終わる可能性大です。

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.04.22更新

日曜日の本日、昼過ぎから日本臨床矯正歯科医会神奈川支部の総会が開催されました。

MBLOG18-4-22

私はこの会の専務なので総会の資料作成から当日の司会進行まで、やっと激務が終了しました。ここ数年で2回の専務職を務めさせ頂くことになり、計4回の資料作り+臨時総会を含めると5回の資料作成で多くの時間を費やしました。それでも信頼されて職を任せて頂けることには誇りを持っています。任期はまだ1年残っていますし来年の2月には日本臨床矯正歯科医会の全国大会が横浜で開催されることもあり、まだまだ激務は続きます。

1f4f7-s  1f4f7-s  1f4f7-s

 でも、今日は少しだけ肩の荷が下りたので総会後は趣味の長時間露光を楽しませて頂きました。

MBLOG18-4-22-2C

高島町付近、このテールランプの軌跡が綺麗に写る場所探しにハマっています。

 

 

 

 

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.03.29更新

桜が満開ですね。桜の時期は矯正歯科医にとって、新たに治療を開始する患者さんが多い時期と重なり、休診日も治療計画書の作成などに追われて、いわゆる桜の名所などには行くことは困難です。でも、近くに良いスポットがあることを偶然知りました。泉区岡津町の西林寺というお寺で、昼食のための外出を利用して行ってみました。

MBLOG18-3-29-1

山門をくぐって直ぐの景観ですが、なかなか立派な桜です。泉区で開業して20年、今までこのお寺の存在を知りませんでしたが、亀鶴山一心院と号する浄土宗のお寺だそうです。本堂の裏側にも回ってみました。

MBLOG18-3-29-2

お寺の山門とか瓦とか、桜が似合いますね。20分くらいの滞在でしたが、春を満喫できました。

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.03.22更新

ペー浜から真っ暗なニシ浜経由で宿泊のペンション最南端まで歩き、そこでまた錆びついたママチャリをゲットして島の反対側に向かいます。そして待つこと1時間。

MBLOG18-3-21-008

まさか本当に見れるなんて\(^o^)/

いやいや、よくよく考えれば南十字星がこんなに大きいはずもないし、この時期はここまで高く上がらないはずという訳でこっちが正解です。

MBLOG18-3-21-009

2時間以上待ってみましたが、どうしても1番下のアクルックスが顔を出してくれません。

MBLOG18-3-21-10

繰り返しになりますが、日本最南端の波照間島と言えども南十字星が見える期間は12月から6月のおよそ200日。その中で一番下のアクルックスまで含めて4つとも見えるのは20日ほどしかないそうです。ですので、見れなくて当然なのですが残念です。

「そんなに見たけりゃ南半球にでも行けば?」という質問は、沖縄好きには絶対に言ってはいけない言葉であることを念のため記載しておきます。

 さて疲労もピークではありますが、このまま帰るのは悔しいので波照間島星空観測タワーの前で天の川が昇ってくるのを待ちます。しかし、あまりにも真っ暗で左側にある電信柱は存在を認識していましたが、上の電線の存在には全く気づけませんでした。

MBLOG18-3-21-011

ーーー

あっという間に帰る日です。石垣島行きのフェリーは昼過ぎの便を予約していたので、ゆっくり寝ようと思っていたのですがアクシデントです。石垣〜波照間往復のフェリーにはよくあることなのですが、晴天でも海が荒れるとすぐに欠航します。本日も朝1番の便以外は欠航が決まり、この日石垣に戻る予定の全員が朝一番のフェリーに乗ることとなり朝食後の睡眠計画は中止になりました。港までの送迎バスを待つ間に名残惜しく波照間ブルーに会いに行きました。

MBLOG18-3-21%20LAST

この青に、今度はいつ会いに行けるのだろう?

前日に羽田空港内に泊まったのも合わせると3泊4日。その間の合計睡眠時間9時間弱。さすがに帰りの飛行機では、隣のおじさん(赤の他人)の肩を何度も借りてしまいました。

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.03.21更新

さすがに昼の間は寝ていようと思ったのですが、やはり目が覚めてしまいます。ニシ浜に出てみれば、昨晩はあんなに雲が出ていたのに呆れるくらいに快晴です。

MBLOG18-3-21-001

せっかくなので歩いて隣のビーチまで。ニシ浜をひたすら奥に奥に進んでいき、島の形に沿って左に曲がるとニシ浜に全く引けを取らない綺麗なペー浜に辿り着きます。車道からは入口がわかりにくく、砂浜を歩いて行くには遠いため人は殆どいません。

MBLOG18-3-21-002

さて、有人では日本最南端のこの島、集落に行けば意外と昼食を食べるような場所には困らないのでホッとしました。島のもの食堂「あやふふぁみ」で有人島最南端のカレーを頂きました。

MBLOG18-3-21-003

お米は、波照間島産もちきび・西表島産の黒紫米、玄米・麦などを白米に混ぜて焚いているそうです。

MBLOG18-3-21-004

昼食後は再びニシ浜。

MBLOG18-3-21-005

夕日が沈み、

MBLOG18-3-21-006

星空が広がります。

MBLOG18-3-21-007

南の島のオリオン座と冬の天の川。ISO5000。左下は関東ではまず見れないカノープス。

実はこの日本最南端の有人島、意外と高い椰子の木が無いんです。昼間のうちに歩き回り、ニシ浜の横のペー浜に高い椰子の木があるのを見つけたので夜また来てみました。狙い通り冬の天の川が椰子の木から伸びているように写り満足です。ちなみに人工の灯りは全くないので、ISO5000まであげても椰子の木は真っ黒にしか写りません。しかたなく懐中電灯を一瞬後ろ向きに(直接椰子の木に当てると真っ白になってしまうので)、しかも足元を照らしています。ところで石垣島は左斜め後ろ、西表島は真後ろ。ならば人工の灯りが全く無いのに空が赤っぽく写るのは遠く台湾の灯りを拾っているのかな?と思ったら、後で知ったところAir glow(大気光)というものでした。暗い空の波照間島だからこそ写りこむ現象みたいです。そして、これほどの星が見えているのに水平線辺りには星は殆ど写ってきません。この後4時間くらいで水平線辺りに昇ってくる南十字星を捉えることが、どれほど難しいかを思い知らされます。

そして、せっかくなので懐中電灯を使用しなかった1枚。

MBLOG-PEI2

普段、横浜で生活していると夜間に人工の明かりが全く届かない場所というのはありません。でも、この島にはあります。それでも高感度&長秒で撮影すると微かに海面が判別できるのは、微かに星明りに照らされているからです。

 さて、4時間後とは言っても南十字星は違う場所でないと見れないので、ゆっくり歩いて移動します。夜行性の巨大ヤシガニに慄きながら。

MBLOGYASHIGANNI

波照間島にハブはいませんし、オヤジ狩もないと思いますので夜でも比較的安全ですが、こいつに迂闊に手を出すと人間の指くらい簡単にチョッキンです。

 

南十字星を追いかけて(その4)に続く

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.03.20更新

寝たと思ったら、興奮しているのか1時間くらいで目が覚めてしまいます。せっかく目が覚めたので南十字星が昇る方角とは全く反対のニシ浜に出てみます。まだオリオン座と冬の天の川が見えていますが、都会ではこれだけオリオン座が右に傾くと建物の陰に隠れてしまうことが多く、見慣れない角度です。そしてサラサラした冬の天の川は、冬の大三角のほぼ真ん中を通るので、この時期・この時間帯では天の川が横たわっています。

MBLOG18-3-20-ORI-1

この天の川の遥か左に南十字星があって、さらにその左側に壮絶な天の川中心部があるのですが、まだ地球の反対側で数時間後に昇ってきます。ですので、まだ南十字星を見るには早いのですが、島の反対側に向けて出発します。もしも満点の星空に出会えたとしても波照間島では星が多すぎて、全天88星座の中で最も小さい星座である南十字星を探し出すのは困難で時間がかかるはずです。そのため南十字星が昇り始める1時間前に、昼間にも来た日本最南端の碑までママチャリを漕いでやってきました。道中、想像を絶する程の闇で、星撮りは慣れているつもりでも、ここまで暗い世界は初めてでした。到着してみれば、だいぶ雲が出てきてしまい星は数える程しか見えませんが、この時点から5時間以内に一瞬でも晴れれば良い訳ですから気長に待ちます。

MBLOG18-3-19-1

左の明かりは、おそらく石垣島の光を拾っていると思われます?小さく写っている建物は波照間島星空観測タワーです。F2.8,ISO5000で30秒露光しているので写っていますが、肉眼ではタワーはもちろんのこと明かりも見えませんでした。

 でも、さすがに雨に降られるとは思いませんでした。

MBLOG18-3-19-2

雨雲に覆われたけれども水平線あたりは雲がない。これは、見れるかもよ〜 と思っていたのですが。。。

 雨宿り出来る場所があったので30分くらい待機して、それでも止む気配がないので諦めてママチャリで宿を目指すと途中でまた星が見えて来たので慌てて戻ります。53歳の脚にはかなりキツイ状況です。そうこうしているうちに、すでに時刻は3時20分。空の高い部分に星が見え始めましたが、水平線あたりは厚い雲に覆われていて、もし見えたとしても既に45°くらい右に傾いてしまっているはず。

MBLOG18-3-20-HI-1

可能性がある時間も残り40分となってしまいました。そしてさらに時は流れて4時20分。

MBLOG18-3-19-3

雲の上に天の川中心部すなわち夏の天の川出現です。こうなると、南十字星は遥か右にあって既に沈んでしまっているはずです。残念ですが、そもそも10回狙って1回見れるかどうかの日本国内での南十字星、見れなくて当然です。せっかくなので、夏の天の川を撮って宿泊先に帰ることにします。

MBLOG18-3-20-LAST

神奈川県内の真鶴辺りでも天の川を撮ることがありますが、これだけ天の川が横たわっていると水平線ギリギリの位置というイメージがありましたが、さすが日本最南端です。

もう1泊するので、明日は見れることを願います。日頃の行いが良いのか悪いのか、全てが暴かれるときでもあります。

 

南十字星を追いかけて(その3)に続く

 

 

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

2018.03.19更新

羽田空港朝6時35分発の飛行機に乗って10時15分に石垣空港到着。離島ターミナル発11時50分のフェリーに乗って約90分。ペンション最南端の送迎バスに乗って部屋に案内して頂き、ベランダに出るとこの景色です。

MBLOG18-3-18-1W

昨年の9月にも来た、波照間島の北にあるニシ浜。上から見ると、さらに綺麗です。

 今回は南十字星狙いです。もちろん、4つの星を結んだ綺麗な十字が見えるのは日本国内では八重山諸島の一部だけで、12月下旬から6月の末頃まで。その期間でも4つの星が全て見える確率は低く、有人の島では日本最南端の波照間島とは言えども、10回通って1回見れるかどうかという確率だそうです。

それでも行かないことには絶対に見れない訳で、この季節は南十字星が南中するのは夜中の2時頃。その前後2時間は見える可能性があるので、そこに全てをかけます。

 という訳で、昨晩は寝ていないので一眠りしようと思ったのですが、明日の天気が晴れる保証もなく、晴れている間に昨年の9月には行けなかった日本最南端の碑に向かい、錆びついたレンタサイクルに乗って走りはじめます。

MBLOG2018-3-18-2wa

3月とはいえ、あと数日で石垣島の底地ビーチは海開き。そこより南にある波照間島で錆びついたママチャリを漕ぐのは拷問です。

 島を半周すると、やっと到着。

MBLOG2018-3-18-3wa

逆光であることもあって、あまり綺麗と思える景色ではありませんが、南十字星は島のこちら側でないと見えないので、夜中でも人工の灯りが殆ど無いこの島では、明るいうちにロケハンも兼ねて来た意味は大きいです。

 せっかくなので、近くにあるペムチ浜へ。

MBLOG%2018-3-18-4wa

入口が凄くわかりにくいのですが、凄く詳しく入口の探し方が書いてあるサイトを見つけたので迷わず行けました。ここも、それ程綺麗ではありませんが、日本国内ここより南にビーチ無しです。

 そうこうしているうちに夕日の時間です。ちなみにニシ浜の夕日も日帰りでは見ることが出来ないので島への宿泊が必要です(波照間島は野宿禁止)。

MBLOG18-3-18-5wa

なんだか雲が増えてきているのは気のせいではなさそうですが、今の空を見て9時間後の空を心配しても仕方ありません。夕食を頂いて、さすがにチョット仮眠することにします。

南十字星を追いかけて(その2)に続く

投稿者: 三田矯正歯科医院 三田浩明

前へ 前へ
ご相談・お問い合わせ
歯並びのことでお悩みでしたら、三田矯正歯科医院まで
  • 045-810-1353bottom_img01_sp.png